豊田のかわら版 その11
皆さんこんにちは!豊田のかわら版。
第十一回目となりました。
生産本部 佐藤(慎)
「社会人になってから何日高速道路上で過ごしてきただろうか。
規制の中での作業に慣れてしまい、高速道路上であるにも関わらずなぜか安全な空間だと思って日々仕事をしていたと思う。
先日いつものように規制の中で作業をしていた時、電話が鳴りテーパー部(規制の先端)付近で、車とバイクの接触事故が起こったと連絡があった。
急いで駆け付けるとボロボロになったバイクと運転手の姿が規制内にあった。幸いバイクの運転手に大きな怪我はなく、こちらの規制にも影響はなかった。その時ふと思った。
自分たちがいた場所でこの事故が起こっていたらどうなっていただろうか?社会人になりたてで新米の時は上司から嫌と言うほど規制内作業の危険さを教えてもらっていたはずなのに、なにか大きく抜けていた事があったと思う。
安全教育等で資料を作成し、漠然と「規制内は危険である」と説明していた自分が情けなくなった。
もらい事故を100%防ぐことは無理かもしれない。ただ「危険が近くにある」と日々考えながら作業することはできる。命をあっての仕事だと久々に痛感した一日だった。」