「CCS」と「CCUS」
2021.03.22
「CCS」とは、「Carbon dioxide Capture and Storage」の略で、「二酸化炭素回収・貯留」技術と呼ばれます。
発電所や化学工場などから排出された二酸化炭素(CO2)を、ほかの気体から分離して集め、地中深くに貯留・圧入するというものです。
日本では、北海道・苫小牧でCCSの大規模な実証実験がおこなわれています。
「CCUS」は、「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」の略で、分離・貯留した二酸化炭素を利用しようというものです。
二酸化炭素を資源ととらえ、素材や燃料に再利用することで大気中への排出を抑制する取り組みです。
コストが高く、実用化には時間がかかりそうですが、二酸化炭素の削減へつながる技術の開発を期待しています。
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