野菜
2023.05.08
野菜の種には「固定種」と「F1種」があります。
固定種の野菜は、その地域の気候や風土に適応し「伝統野菜」などと呼ばれます。
形状や収穫時期にばらつきがあり、形や味が不ぞろいです。
F1種の野菜は、メンデルの発見した「優性と劣性の品種を交配して採種した種は、
必ず優性の形質を持った種ができる」という「優劣の法則」を利用した野菜です。
「甘い品種」と「病気に強い品種」を掛け合わせれば、「甘くて病気に強い」野菜を
つくることができます。生育も早く、見た目や大きさも揃ってます。
スーパーなどの野菜は、ほとんどがF1種の野菜です。
日本は、多くの種を海外から輸入しています。
種の生産地で、異常気象や戦争などがあれば、日本で野菜をつくることができなくなります。
自家採種できる固定種の野菜を守ることも必要ではないでしょうか。
豊田株式会社ブログ